ELSOUL LABO B.V.(本社オランダ・アムステルダム、CEO川崎文武)とValidators DAOは12月26日、Solanaバリデータ運用などに使うオープンソース基盤「SLV」の最新版v0.9.902を公開しました。Solanaのイベントをリアルタイム取得するGeyser gRPCノードの既定構成を見直し、従来のYellowstone系プラグインからLamports DevのOSS「Richat」へ標準採用を切り替えます。新規にSLVで構築するノードを対象に、配信レイテンシと負荷・時間帯による挙動のばらつき改善を狙います。Geyser gRPCは有効化だけで性能が決まらず、プラグイン実装やストリーミング経路、内部バッファリング設計で遅延や安定性が左右されます。同社は実運用での検証結果として、高負荷時の配信安定性などでRichatの特性が適すると判断したと説明します。今後はgRPCに加え、QUICを用いた配信構成も技術検討を進め、詳細は別途ドキュメントで案内する予定です。
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SLV v0.9.902 をリリース。Solana Geyser gRPC ノード構築時に Richat をデフォルト採用し、配信レイテンシと安定性を向上
